ホームカミングデイ2022開催報告

ホームカミングデイ2022を開催ー来春でご退職される有馬先生・竹野先生も登場♪ー

凌雲なな会の年に一度の一大イベント「ホームカミングデー(HCD)」が、今年も11月12日(土)に開催されました!

今年で3度目となったオンライン開催には、日本国内だけでなく海外からも卒業生が集合。今年度で退職される有馬晋作先生、竹野茂先生の人柄が凝縮されたインタビュー動画が上映されたり、二次会は深夜まで続いたりと大盛りあがりでした。

リモートだけど、卒業生同士のつながりを感じられたHCDの様子をリポートします。

今年もATOMicaからお届けします

ホワイトボードに有馬先生・竹野先生、凌雲なな会ロゴを書いて準備万端

今年もリモート開催となったHCDですが、運営を担う役員たちは宮崎市中心部にある宮崎ナナイロ8階のコワーキングスペース「ATOMica(アトミカ)」に集合。年に一度のHCDに集まってくれる卒業生や先生たちのために準備を進めます。

打ち合わせ中です

昨年の総会参加者が今年は役員として参加しました

総会もリモート開催

懇親会の大事な「総会」では、2021年度の活動報告、在学生向けの企画などを盛り込んだ2023年度の活動計画などすべての議案について承認をいただきました。

この議案の中では役員についても承認されましたが、新規役員の中には昨年のHCDで参加者の一人だった藤壮男さん(1期生)と富永雅代さん(1期生)の名前も。実はこの2人、昨年のHCDで小林元気副会長が「一緒に盛り上げてくれる役員を募集してます」と呼びかけた際に返事をしてくれた卒業生だったんです。HCDが縁でつながれた新たな仲間。凌雲なな会はコロナ前からリモートで活動できる基盤を整えていますので、まだまだ多くの参加をお待ちしていますよ!!

総会も無事に終わり、19時からは懇親会。今年も懇親会の進行は16期生で、現在はフリーアナウンサーの竹平晃子さんにお願いしました。(プロの進行なので安心感がハンパない)。

田中ゼミ卒業生の竹平さんが進行

乾杯の音頭は、役員最年少の川端琳さん(23期生)。三重県在住ですが、この日のために宮崎まで来てくれるほど大学愛に溢れた役員です(ありがとう!)

川端琳役員のあいさつで乾杯!!!!!

この19年間は嫌な思いがない楽しい生活でした(有馬先生)

懇親会最初のプログラムは、今年度で退職される有馬先生と竹野先生のトークイベント。ここでも竹平さんがインタビュアーを担ってもらい、9月に撮影を行いました。

学長室でインタビュー

最初に登場したのは2017年から学長を務めている有馬先生。最近は新しく採用する先生たちが多く、研究室が不足しているため、有馬先生は研究室を離れて学長室で過ごしているそうです。

鹿児島県庁職員時代から行政学の教員を目指して論文を書き続けていた有馬先生。研究がしたくて宮崎公立大学の教員となったが、

「案外、教育も学生がいいから非常にやりやすかったし、ゼミも楽しかった。はっきり言って、23年の公務員生活に比べると、大学での19年は本当に嫌なことがないような楽しい生活をさせてもらいました」

その象徴の一つが、スポーツデイでのTシャツです。「晋作の迷言」をテーマに作られたある年のTシャツは、有馬先生の過去も見え隠れ。「ポテトチップスは止まらないんですよね」は、大学時代に食べすぎて急性胃炎になった経験から出た名言(?)。「もうそろそろいいんじゃないですか?」は、パートナーと人生の決断をしたときに発した名言(!)なんだそう。

当時のTシャツを保管しているゼミ生も多いそうで、有馬ゼミの仲の良さを感じられます。

19年間の大学教員生活を学長としての立場で終わろうとしている今は「大きな事故もなくホッとしている」と感想。研究という自分の好きなことを続けてきたら道がひらけてきたという有馬先生は、

「学び続ける力は、うちの大学を卒業したヒトは身につけている。自分の好きなことを見つけて、自分の好きなことから幅を広げて、大学で学んだことをいかしながら頑張って」

とエールを送ってくれました。

次の100点を追いかける、そういう学生なんです(竹野先生)

リラックマに囲まれた研究室

リラックマに囲まれた研究室でインタビューを受けたのは竹野先生。リラックマの言葉が好きだという竹野先生のために、歴代の卒業生たちがリラックマグッズを置いていったことで増えていったそうです。

「スピーチの授業を90分目一杯やるので、グッタリするんですよ」

と話すほど熱量を持って学生に向かっていた竹野先生。エネルギーに満ちた授業を覚えている卒業生も多いんじゃないでしょうか。

竹野先生もスポーツデイのTシャツを披露してくれましたが、こちらも”リラックマ愛”に満ちています。学生の手作りだそうで、ゼミ愛が詰まった作品たちですね。

宮崎公立大学の学生について、「伸びて卒業していく」という竹野先生。

「100点満点を取ると言っても、100点っていうのは通過点。何か目標があるときの満点であって、それを越してしまえば100点でなくなり、次の100点が出てくる。常に100点を追っかけていく、常に自分を高めていく姿勢があれば、東京大学を卒業した人と互角に世の中で生きていける。宮崎公立大学の学生はそういう学生だと思うんです。一度しかない人生ですから、悔いのないことをしてほしい。夢を追っていることがいいことなので、それを伸ばしてほしい」

と前向きになれる言葉を届けてくれました。

2人の先生インタビュー中はチャット上は盛り上がっていました

二次会でもサプライズが!?

懇親会最後のプログラムは、ブレイクアウトルームに分かれて少人数でワイワイガヤガヤ。いったいどんな話が繰り広げられていたのでしょうか。15分間という短い時間でしたが、再びメインルームに戻ってきたみなさんの表情が楽しそうでしたので、きっと楽しい話が繰り広げられていたと想像しています。

一本締めでいったんは終わりましたが・・・

最後は画面越しの一本締めで、今年のHCDはお開き。最後までみなさんとってもいい表情でした!!

と、まあ、ここで終わるわけはなく、オンライン上では二次会が深夜まで続いたそう。

一方、リアルに集合していた役員たちは、宮崎市の繁華街・ニシタチで二次会していたのですが、たまたま入った居酒屋で、

「宮崎公立大学の卒業生なんですか??」

と声をかけられてビックリ!在学生数人がアルバイトをしているお店でした。

役員たちが大学のことを話しているのを聞いて、「もしかして」と思って声をかけてくれたのだそう!

ありがとう!!!!(嬉しさのあまり記念写真撮っちゃいました♪)

3年連続でオンライン開催となったHCDでしたが、みなさんとても楽しんでいたことが何よりもうれしかったです。オンラインでも、みなさんとつながれて、交流の輪が広がるんだなと実感できた時間でした。

来年はオフラインなのかオンラインなのかわかりませんが、開催することは間違いありません!今年参加できなかったみなさんも、来年はぜひお会いしましょう!

※HCDへの要望などがありましたら、メール(dousoukai@miyazaki-mu.ac.jp)のほうにどしどしお寄せください。
(日付、会場、プログラムなどなど)

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